Intelligent UIは、ChatGPTが質問に合わせて文章、図、操作できる画面を組み合わせて答える新機能です。 比較表や計算機を会話の中で使える一方、表示された計算や事実の確認は引き続き必要です。
OpenAIは2026年10月7日にGPT-6とIntelligent UIを発表しました。以下は10月9日時点の公式資料に基づきます。筆者のアカウントでの動作は検証していません。
何が変わった?答えの「形」を質問に合わせる
従来のチャットでも文章や表は出せました。Intelligent UIでは、GPT-6が内容に応じて図、ボタン、フォーム、グラフなどを組み合わせた画面を作れます。公式発表は、比較なら横並び、仕組みの説明なら操作できる図、単純な質問なら文章だけ、という使い分けを例にしています。すべての回答が画面に変わるわけではありません。
例えば友人との食事代を割り勘にするなら、金額と人数を変えられる計算機を会話内で作る例が示されています。貯金額の変化を試す計算機や、学習用の図も公式の例です。利用者が値を動かして考えられることが、固定された回答との違いです。
どう試す?質問と確認する数字を決める
まずChatGPTの通常のChatタブで、結果を見比べたい質問をします。例えば「3人で9,000円の会計を割り勘にしたい。人数と合計金額を変えて試せる形で見せて」と頼む方法が考えられます。これは試し方の提案であり、その文面で必ず計算機が出るという保証ではありません。
画面が出たら、人数を4人に変えるなど一つの値を動かし、表示された結果を自分でも計算します。9,000円を3人で均等に分ければ1人3,000円です。端数の扱いや負担割合を変えたいなら、その条件も明記してください。操作しやすさと答えの正しさは別の確認項目です。生成AIの出力を人が確認する手順は、数値や出典を点検するときにも役立ちます。
OpenAIの説明では、画面はモデルが応答を作る途中から順に表示されます。そのため、見え始めた内容を完成した回答として扱わず、生成が終わってから条件と結果を確かめるのがよいでしょう。ここは公式の仕組みから考えた使い方です。
誰が使える?ChatとWork・Codexは分けて確認
10月7日のリリースノートによると、Intelligent UIを伴うGPT-6はChatタブでPlus、Pro、Business、Enterpriseから世界向けに段階的に提供開始し、翌日からFree、Goにも展開します。Enterpriseは管理者設定によります。これは提供開始の案内で、10月9日に全アカウントで表示済みという意味ではありません。
同じ資料では、ChatでPlusなどはGPT-6 Sol、FreeとGoはGPT-6 Lunaを使うと説明しています。Intelligent UIはInstantからExtra Highの推論設定で利用可能ですが、Proの推論オプションはGPT-6 Astraを使い、Intelligent UIに対応しません。自分の画面に見当たらない場合は、使っているタブ、プラン、モデル設定を確かめてください。
ここは名前が似ていて紛らわしい点です。GPT-6 SolとLunaの発表は、先にWorkとCodexでの提供を案内しました。しかし今回のIntelligent UIの発表は、対象をChat体験と明記し、WorkとCodexを動かすモデルはこの更新では変わらないとしています。モデルとアプリの違いを分けて読むと、「GPT-6が使える場所なら同じ画面が出る」という誤解を避けられます。
よくある質問
無料プランでも使えますか?
はい。公式リリースノートでは、FreeとGoへの展開は10月8日開始とされています。ただし段階的な提供なので、手元のアカウントで使える時期は異なる可能性があります。
計算機や図は、頼めば毎回出ますか?
毎回とは限りません。OpenAIの発表では、質問に応じて表示形式を選び、文章だけが適切な場合は文章で答えると説明しています。具体的な形が必要なら、何を変えて比べたいかを質問に書いてください。
表示された数字はそのまま使えますか?
操作できる画面もAIが作る回答の一部です。金額や条件のように誤りが困る情報は、元の資料や手計算で確認してください。まず一つの入力を変え、期待した通りに結果が変わるかを見ると確認しやすくなります。